2021年10月12日
アメリカのハロウィーンで定番のひとつ

ハロウィーンといえばこれ!というお決まりのモノの中に、ミイラがありますね。
そして、ミイラとくれば、包帯でぐるぐるまきってのがお決まり。
その、アメリカでのお決まりは、トイレットペーパーでぐるぐるまきにしちゃうっていうジョーク。
まぁ、確かに形といい、色といい、包帯にはぴったりなんだけど、
日本人的にはどうしても物を無駄遣いしてる事が気になってしまいますね。
元々、たとえば、ジェム式BBQに参加した事のあるみなさんはご存知と思いますが、
「もったいない文化」という日本のすばらしい文化を、そこは優先するために、
使い捨ての食器を使わずに楽しみましょう、という考え方をベースにした方式ですよね。
アメリカ英語を学んでもらって、異文化体験もしてもらって、と考えてはいても、
どの文化にも見習いたい所とそうではない所がありますから、
子ども達には特に、見習ってもらいたくない所は紹介しないのです。
私達もいつの頃からか紙皿やプラコップなど、使い捨ての食器を使う場面が増えて来ましたが、
アメリカの消費大国ぶりはそんなレベルではありません。
もう40年近くも前に、初めて見たアメリカのピクニックテーブルに開いた口がふさがらないほどたまげた場面が鮮やかによみがえります。
アメリカ国旗をあしらった柄のビニールのテーブルクロスを大きなピクニックテーブルに広げ、
その上にはプラのお皿、プラコップ、プラナイフ、プラフォーク、プラスプーンに紙ナプキン。
そして、賑やかにピクニックランチを楽しんだ後は、
そのすべてを、食べ残しに至るまでのすべてを、
日本人の私にとってはまだまだ使えるようにしか見えないアメリカンデザインの食器達までのすべてを、
テーブルクロスの端っこを持ち上げて、丸ごとグルグルっと大きく包んだかと思うと、
ピクニックエリアの大きなゴミ入れにバッサリと突っ込んでお片付け完了!

やっぱり、いまだにそこは子ども達に紹介したくないな、日本のもったいない文化を身に付けてもらいたいな、と思うので、
トイレットペーパーぐるぐるまきのミイラは、した事がないのです。