2008年09月14日
偽装、英語版

ジェムスクールは、アメリカ英語を教えているスクールです。
レッスンはもちろん、毎回ネイティブの先生が教えます。
英会話スクールを大きく分けると、


この2種類に分かれます。
やっぱり、外国語を学ぶには、その言葉を母国語にしている人から習うのがイチバン、という判断で、ネイティブの先生が教えているスクールを選ぶ方が多いのですが、
実は1番大切なのは、その後です。
せっかく日本人の先生よりホンモノを、と考えてネイティブの先生を選んだのに、
その先生の英語が、本当に自分が習いたい英語なのか、どうか?
オーストラリア英語を学びたいのであれば、
オーストラリア人の先生、
イギリス英語を学びたいのであれば、
イギリス人の先生、
アメリカ英語を学びたいのであれば、
アメリカ人かカナダ人の先生、
それぞれ、目的にあった先生を選ばないと、せっかく身に付いたと思っている英語そのものの違いにガクゼンとする事になります。
特に、子供達の場合は耳がいいですから、聞いた英語をそのまま吸い取っていきます。
生まれて初めて出会う英語の先生の英語の発音が、一生ついてまわります。
1番いけないのは、どの国の英語かが一定でない事。
ある時はオーストラリア英語、
ある時はイギリス英語、
ある時はニュージーランド英語、
そしてある時はインド英語、
とうとう先月は中国人の先生が英語を教えてくれた
これは、以前他のスクールから変わってきた生徒さんの悲しい経験談です。
実話ですよ!
この方、ずっと、これでいいのかな?と迷いながら、有名なスクールなのでそういうモノなのかなと、子供さんを通わせていたそうです。
そして、最後の中国人に至った時に、
「もうガマンならん!やっぱりおかしい!」
と気付いたそうです。
「中国語を習うのならそれでいいけど、
なんでわざわざ中国語なまりの英語を習わんとアカンのやろ?
それなら、日本人の先生の所の方がずっとマシやん!」
そのお母さんの怒りのセリフです。
「講師は外国人です」
という看板の中には、悲しいけれどそういう不誠実なうたい文句が隠れています。
同じく、月に1回とか、年に1回とかだけネイティブの先生で、残りは日本人の先生の指導、という所も、堂々と「講師は外国人です」と看板に書いてあるのを見て、唖然とする事もあります。
ジェムにお問い合わせの電話を下さる方々の中に、少なからず、「毎週ネイティブの先生なんですか?」と確認なさる方があります。
聞くと、知らずに入会したら毎週ネイティブではなかったので、驚いて解約しようとしたら、1年以内にやめると解約手数料がかかるから、そのまま通うか、授業料だけは払い続けるかしかない、と言われたとか。
そういう不誠実なシステムを聞くと、ハラが立つだけじゃなくて、悲しくなってきます。
教育にたずさわっている者として、
地域の皆さんの英語学習のお役に立ちたいと思わないのだろうか。
あれこれ、食の偽装が騒がれていますが、こういうのも偽装だと、私達は考えます。
きちんと誠実に黙って歩いてきたけれど、違いをはっきり見て選んで下さいね、って、大声で伝えるにはどうしたらいいのだろう、って歯痒い毎日です。
Posted by みーせん at 15:00│Comments(2)
│輝くジェムストーン
この記事へのコメント
昔、nova通ってた頃の話なんですが
中国系のずいぶんなまった講師がいたんですよ
今考えるとありゃあないですよね
中国系のずいぶんなまった講師がいたんですよ
今考えるとありゃあないですよね
Posted by kita@リセット
at 2008年11月21日 16:44

kita@リセットさん、
ホント、そりゃあない!
そういう講師が安上がりだから使うというスクールは、今でも後を絶ちません。
講師を「仕入れ」としか考えてない結果なのでしょう。
教育をつかさどる人材なのだという目線がないから、「外国人を揃える」コトにしか目が行かない。
それに善良な人がだまされるのが歯痒いです!
ホント、そりゃあない!
そういう講師が安上がりだから使うというスクールは、今でも後を絶ちません。
講師を「仕入れ」としか考えてない結果なのでしょう。
教育をつかさどる人材なのだという目線がないから、「外国人を揃える」コトにしか目が行かない。
それに善良な人がだまされるのが歯痒いです!
Posted by みーせん
at 2008年11月21日 19:23
