2018年07月20日
ジェムスクールはなぜ大都市に教室を出さないのか

《四国新聞に毎週連載中の子供の英語講座”English Time"。早いもので、連載一周年が近づいてきました

ジェムスクールのミッションは、
地方でも最高の教育を受けられる場所を作ること。
スクールとして、教室を全国展開する事を目指す方向性を否定しているのです。
もちろん、会社としてどんどん成長しているし、
更なる成長も目指しています。
でも、成功したら次は大都市、という価値観を是としないという意味です。
あくまでも、私達ジェムスクールが生まれ、育てて頂いた、この地域での
民間教育の質を高く保つ事を社是としています。
学年末や学期末などの、
転勤などによるお引越しの季節が来るといつも、
あちこちの教室で頂くリクエストが、
「東京にもジェムスクールの教室出して欲しい〜」
というモノ。
東京だったり、大阪だったり、
ちょっと近場で広島や、岡山、また徳島や高知だったり、
場所はいろいろなのですが、
お引越し先にジェムがあってくれたらうれしいのに、というご意見を頂くのは、
本当に光栄で、
そこまで愛して下さっている事に改めて心から感謝です。
ただ、本当に申し訳ないのですが、
ジェムスクールは、教室の展開地域を本社のある観音寺市から時間的距離で約1時間と決めているので、
ご要望頂く地域に教室を広げる事はないのです。
なぜか?
理由はとってもシンプル。
教育の質を保つため。
英会話教育というのは、
全国展開にはそぐわない、
いえ、良質な指導を保つには全国展開はほぼ不可能だと考えているからです。
ジェムスクールの講師達は、
毎週集合して研修研鑽を積んでいます。
特殊な時以外は、毎週、です。
地域ごとに研修する方式もあるでしょうし、
スーパーバイザー方式もあります。
オンライン指導もできるでしょう。
それでも、敢えて、頑固に毎週、ナマで顔を合わせて、
同じ空間を共有して、
学び合い、磨き合う。
そこには、他の方式では得られない物があります。
また、広域用の研修方式では、
伝言ゲームのような現象を皆無にはできないのです。
ジェムスクールは、とてもユニークな指導方法を取っているので、
その指導効果を薄めることなく、
本当の意味でのジェム品質を保とうとすると、
広域展開はそぐわないのです。