2019年08月11日
幼児期が終わるまでたっぷり英会話をしておくとなぜ脳に良いのか?

英会話は幼い頃から習い始めるのが良いという事実は、
最近の保護者さんはほとんどの皆さんがもう知っている基本知識になりましたね。
昔は、まだ日本語もできないのにそんなに早くからしても意味がない、などと、
今から見るともう、化石のような事を言う人達が少なからずいました。
でも、私達はもっともっと昔から、
目の前の子供達の様子から、とっくに実感で知っていましたし、
時代の流れの中での脳科学の発達とともに、
研究者達が明かしてきた事実をずっと勉強しながら、
やっぱり私達が現場で見てきた実感は正しかったんだねぇ、と
逆に研究結果が後から私達のメソッドを証明してくれた自信を頂いてきたのでした。
でも、実はそれでもほとんどのお父さんお母さん達がまだあまりご存じない事実があるのです。
それは、幼児期が終わるまでに母国語以外の言語にたっぷりと触れていた子供達は、
脳の発達にとてつもないありがたい変化があるというコト。
5才ごろまでに2言語にたっぷりと接している子供達は、
1言語しか学ばなかった子と比べて、
脳の灰白質と呼ばれる部分がもっと厚くなる事がわかっているのです。
この灰白質というのは、
大脳皮質の重要な部分を占めていて、
脳の神経が張り巡らされている重要な部分です。
脳が働く時には、微弱な電気が流れているのですが、
いわゆる「頭の回転が速い」だの「頭が回る」というのは、
この神経間の情報伝達のスピードが速い、という事です。
他の研究では、
バイリンガルの人達のIQは平均より高いという事もわかっています。
まぁ、IQについては環境や頭の使い方で変化する物ですし、
本人が勉強にきちんと取り組まなければ凡才のままですから、
あまりそのまま鵜呑みにすると語弊がありますが、
少なくとも、この灰白質については、複数の研究でわかっている事実で、
この事実は脳ミソの働きそのものにつながるのです。
もちろん、どれだけ良いエンジンを積んだ車でも、
最終的には運転する人が優秀でないと本来の力を発揮する事はないのと同じで、
5才までに英会話をしていた=自動的に天才や秀才になる訳ではありません。
でも、はっきりしているのは、
脳を、人間としての重要な目的に活用する時に必要な場所が、
少しでもより良いモノになってくれる事。
日本語以外に世界の共通語もしゃべれる、という事以外にも、
こんなに恵まれたオマケがついてくるのがわかっていて、
しかも英会話の習得にも5才までにたっぷりと英会話を学ぶのが
一番苦労が少ないのです。
私達が、あかちゃん時代からの英会話を積極的にご提案している理由は、
ここにもあるのです。