2021年12月11日
あかちゃん英語に「まだ日本語も話さんのに」という家庭で育つ悲劇 〜子どもは育つ環境を自分で選べない〜

《ピアスコレクションのクリスマスコーナーの端っこにあるのに存在感限りなく大きいサンタボディデザイン》
あかちゃんを英会話クラスに連れてくる保護者さんは、
もちろん、あかちゃん時代の英語の有利性をしっかりご存知なんだけど、
いまだに、そのご家族にはわかってもらえないケースがあります。
「まだ日本語も話さんのに」
「日本語がちゃんとわかってからでないと子どもが混乱する」
などというのが典型的なセリフのようです。
もう、こんな事は研究が進んでいて明らかな事なのに、
いまだに「まず日本語が先。英語はその後から」などというのは、
私達から見ると、まるで絶滅した恐竜のよう。
とても現代人とは思えません。
そして、それが何より罪なのは、
そういう事を言う無知な家族がいる事で、
大切に育てたいはずの子どもがとてもソンをするという事。
英語力には、幼ければ幼いほど苦労なく自然に身に付く要素があります。
それは、正しい発音を苦労なく聞き取り、発音する能力と、
英語だけで理解して英語で考え、英語で発話する、英語脳の形成。
このふたつの能力は、大きくなってからでは身に付かないとまでは言わないけれど、
同じ事を身に付けるための苦労、労力は、あかちゃん達と比べてとてつもなく大きな苦労になります。
あかちゃんならば、そもそも何の苦労もなく、自然に身に付けてしまいます。
なのに、小学生になる頃には、その「英語脳・英語耳」を自然に身に付ける事ができる時期はほぼ終わってしまい、
ゼロにはならないにしても、それ以降に英語学習を開始した人達は、
一生懸命繰り返したり、
暗唱したり、
発音練習したり、
という楽しくない苦労が必ず伴います。
ところが、あかちゃん時代に英語学習を開始した場合は、
そもそもそういう「苦労」を知らずに、自然体でいつの間にかできてしまいます。
あかちゃん時代からの英語の大切さを知っている家庭に生まれた子ども達と、
日本語も話さんのにという家庭に生まれた子ども達。
大きくなった時に、あの時にさせておいてあげていたら、と思っても、時は戻りません。
子ども達は、自分が育つ環境を自分で選ぶ事ができません。
あかちゃんの頃にしかできない事を、させてあげて下さい。
そういう環境を作ってあげて下さい。
環境が与えられずに育った子ども達の叫びはもう聞きたくないのです。
「お母さん、なんで私があかちゃんの時に、いくら泣いてでも英語をさせといてくれんかったんよ!」
と叫んで泣いた高校3年生を目の前で見た光景が忘れられません。
せっかくあかちゃん時代に体験レッスンに来たのに、
慣れない顔を見て泣いたからとあきらめたお母さんの後悔。
あかちゃん時代に英語を始めた子ども達は、
英語に苦労する事なく、遊びの続きとして自然に身に付けてしまいます。
その苦労がない事は、大きく有利な事になります。
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