2007年12月09日
stove、レンジ、microwaveの三角関係
藍色工房さんのブログを見ていたら、ほほえましい記事が
薪ストーブの話題だったのですが、
「ストーブでお料理できるなんて、いいな~~~。素敵だな~~。
クッキングストーブっていうのですね。」
という、かわいく素直な驚きが綴られていました。
日本人にはあまり馴染みがないのですが、実はストーブって、元々は料理するモノだったのです★('-^v)
だから、台所にあるガスレンジは英語ではstoveっていうンです。
彼女が魅入られてしまったこの1品、実はアメリカのオールドファッションの暖炉そのもの。
若い彼女には新鮮だったのかな。
それとも、そもそも日本人が思うストーブや暖炉という物とはイメージがかけ離れているので見慣れなかったのかな。
オールドファッションの、とは言っても、今でも結構人気は高いので、
アメリカでは
普通に売り場にあったりします。
そして、現代の若いママ達が日常に重宝して使っています。
私もアメリカではお隣にはこのタイプの暖炉もあった(暖炉は2〜3個所にある家が多い)ので、
下のオーブン部分でスープポットにパイ生地で蓋をして最後の仕上げに焼きながら、トップ部分でトーストしたりと、
よく一緒に使いました。
トップ部分をでき上がった物の保温に使ったり、
ディナープレートやカップを配膳前に乗っけておいて温めたりもして、中々便利でしたよ。
日本で私達が「ガスレンジ」と呼ぶ物は英語ではstove。
rangeとは言わないのです。
それなら、私達が「ストーブ」と呼んでいる物は何て言ったらいいのでしょう?
ややこしいですよね。
暖房器具のストーブは heater というのです。
な〜ぁんだ、でしょ?
じゃあ、range こそ、言葉通り、電子レンジのコト?
と思いきや、これまた違うのです!
んんん〜!
ややこしい!
電子レンジは、microwave といいます。
あれ? 全然違う?
いえ。実は違わない。
元は microwave range っていったのです。
で、ちょっと名前が長いから呼びにくいじゃ〜ん、っていつの間にか短く言うようになったのね。
日本でも、「電子レンジ」が長いから省略して後半を取ったら、「レンジ」。
アメリカでも、"microwave range" というのが長いから、短く呼んだのだけど、前半を取ったから "microwave"。
カタカナになってる一見英語っぽい言葉も、そのまま使えないっていう典型例ですね。
語源はそういうコトなのに、
今の日本のストーブではお料理できないのが普通だから、藍色さんの驚きは当たり前。
でも、実は日本でも暖房器具=調理器具だったンですよね。
そう。
囲炉裏。
文化が違ってもどんどん辿って行くとどこかで、な〜ぁんだ、人間っておんなじコト考えてたのね〜、なんていう発見、以外と多いのです。オモシロイですね。
ところで、余談ですが、
暖房器具つながりでひとつ。
エアコン=air-conditionerだってコトはご存知と思いますが、
これ、ほとんどの場合は、あくまでも冷房機能のエアコンのコトのみを意味する英単語なので、お気をつけ下さいね。
近年、冷暖両方に使う機械が増えたので、変わりつつありますが、
air-conditioner と heater の2つの機能があると明確に説明つけないと正確には伝わりません。
あ、そうそう。
あの素敵なオールドファッションの暖炉(ストーブ)、たくさん種類ありますけれど、
10万円もあればいいのが買えてお釣りがいっぱい、ですよ★('-^v)

薪ストーブの話題だったのですが、
「ストーブでお料理できるなんて、いいな~~~。素敵だな~~。
クッキングストーブっていうのですね。」
という、かわいく素直な驚きが綴られていました。
日本人にはあまり馴染みがないのですが、実はストーブって、元々は料理するモノだったのです★('-^v)
だから、台所にあるガスレンジは英語ではstoveっていうンです。
彼女が魅入られてしまったこの1品、実はアメリカのオールドファッションの暖炉そのもの。
若い彼女には新鮮だったのかな。
それとも、そもそも日本人が思うストーブや暖炉という物とはイメージがかけ離れているので見慣れなかったのかな。
オールドファッションの、とは言っても、今でも結構人気は高いので、
アメリカでは

そして、現代の若いママ達が日常に重宝して使っています。
私もアメリカではお隣にはこのタイプの暖炉もあった(暖炉は2〜3個所にある家が多い)ので、
下のオーブン部分でスープポットにパイ生地で蓋をして最後の仕上げに焼きながら、トップ部分でトーストしたりと、
よく一緒に使いました。
トップ部分をでき上がった物の保温に使ったり、
ディナープレートやカップを配膳前に乗っけておいて温めたりもして、中々便利でしたよ。
日本で私達が「ガスレンジ」と呼ぶ物は英語ではstove。
rangeとは言わないのです。
それなら、私達が「ストーブ」と呼んでいる物は何て言ったらいいのでしょう?
ややこしいですよね。
暖房器具のストーブは heater というのです。
な〜ぁんだ、でしょ?
じゃあ、range こそ、言葉通り、電子レンジのコト?
と思いきや、これまた違うのです!
んんん〜!
ややこしい!
電子レンジは、microwave といいます。
あれ? 全然違う?
いえ。実は違わない。
元は microwave range っていったのです。
で、ちょっと名前が長いから呼びにくいじゃ〜ん、っていつの間にか短く言うようになったのね。
日本でも、「電子レンジ」が長いから省略して後半を取ったら、「レンジ」。
アメリカでも、"microwave range" というのが長いから、短く呼んだのだけど、前半を取ったから "microwave"。
カタカナになってる一見英語っぽい言葉も、そのまま使えないっていう典型例ですね。
語源はそういうコトなのに、
今の日本のストーブではお料理できないのが普通だから、藍色さんの驚きは当たり前。
でも、実は日本でも暖房器具=調理器具だったンですよね。
そう。
囲炉裏。
文化が違ってもどんどん辿って行くとどこかで、な〜ぁんだ、人間っておんなじコト考えてたのね〜、なんていう発見、以外と多いのです。オモシロイですね。
ところで、余談ですが、
暖房器具つながりでひとつ。
エアコン=air-conditionerだってコトはご存知と思いますが、
これ、ほとんどの場合は、あくまでも冷房機能のエアコンのコトのみを意味する英単語なので、お気をつけ下さいね。
近年、冷暖両方に使う機械が増えたので、変わりつつありますが、
air-conditioner と heater の2つの機能があると明確に説明つけないと正確には伝わりません。
あ、そうそう。
あの素敵なオールドファッションの暖炉(ストーブ)、たくさん種類ありますけれど、
10万円もあればいいのが買えてお釣りがいっぱい、ですよ★('-^v)
Posted by みーせん at 21:22│Comments(2)
│オトナの英会話トリビア
この記事へのコメント
うわ~~、あこがれのモノのこんなお話が聴けるなんて、感動します☆
ありがとうございました!!
んん~~、なんでもない日常のものでも英語でなんて言うんだろうって改めて教えていただくと、面白いお話がいっぱいでてきますね。
ありがとうございました!!
んん~~、なんでもない日常のものでも英語でなんて言うんだろうって改めて教えていただくと、面白いお話がいっぱいでてきますね。
Posted by ばんどーみき
at 2007年12月09日 23:07

聞いてみたら、な〜るほど、っていう感じなんだけれど、ね♡
私達の文化には馴染みがまだあまりないので、ある意味新鮮でカッコよく見えるンだけど、アメリカ文化から見ると古き良き時代の物なんですね。
私達の囲炉裏に彼らが憧れるようなモンです。
私達の文化には馴染みがまだあまりないので、ある意味新鮮でカッコよく見えるンだけど、アメリカ文化から見ると古き良き時代の物なんですね。
私達の囲炉裏に彼らが憧れるようなモンです。
Posted by みーせん at 2007年12月10日 23:46