2009年02月07日
筆記体が書けないアメリカ人って??? 〜7〜

英文字の書き方を漢字のイメージで言うと、
"ブロック体は楷書、
きれいに書いた筆記体は行書、
シャラシャラ〜っと書いた筆記体は草書、
と言った所でしょうか。"
と書きましたが、
これは、あくまでも形について言えば、のコト
使い分けというか、
位置づけというか、
そういうものは、実は漢字の行書や草書といったモノと日本の漢字は、まったく別の位置づけにあります。
その中で、いちばん大きな違いは、
漢字の場合は「書道」という言葉が表すように
そのまま、芸術、又は極めるべき教養としての色合いが濃いというコト
「○○道」という類のひとつですね
英語の場合のcalligraphyは
あくまでも特殊な趣味の世界や特殊技術のモノ
そして、calligraphyは筆記体と同じ形の文字もありますが、
まったく別のおしゃれな字体もあります。
たくさんのフォントの味を使い分けた飾り文字のコトですから。
筆記体は書道のような高級なモノでなく、
逆にとても普段着の文字、
自分のために書く文字、という面が強い文字です
今の日本人の大人は、中高生の時に
「筆記体で書いた方が速く書けるし、
単語を覚えるのは筆記体で書かないとダメ」
とまでの勢いで指導された人も多いでしょう。
これ、オモシロイ事にアメリカのセンセイ達はあんまり言いません。
「速く書ける」とは言いますが。
それだけ。
それは何故かと言うと、
そこには、日本語という言語の持つ特性が背景にあります
その辺り、
オモシロイですが、ちょっと長くなるので、
今回の筆記体の話題を一旦ここで終わりましょうか。
英会話のジェムスクールは、
北米の英語を指導している英会話スクール。
講師は全員北米人です

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Posted by みーせん at 09:30│Comments(2)
│英語ミニ知識講座
この記事へのコメント
はい!(手を上げて)
みーせん先生、超初歩的な質問させてください。
なぜ、北米の先生なのですか?発音の問題とかでしょうか?
すみません。もっと前の記事を読めばわかるのかも知れないのですが・・・
なぜかな?と思ったのでご質問させていただきました。
みーせん先生、超初歩的な質問させてください。
なぜ、北米の先生なのですか?発音の問題とかでしょうか?
すみません。もっと前の記事を読めばわかるのかも知れないのですが・・・
なぜかな?と思ったのでご質問させていただきました。
Posted by ユキコ@リ・セット at 2009年02月07日 10:06
はい!ユキコ@り・セットさん!(指名して)
コメントありがとうございます。
なぜ北米の先生か?=なぜアメリカ英語なのか?
その理由は大きく分けて3つあります。
1.日本人にとっては、 アメリカ英語は「読めても聴き取れない率」が他の地域の英語より高い事。
イギリス英語がわかってもアメリカ英語はまずわからない。でもその逆は比較的ラク。
それならアメリカ英語を習得する方が断然おトク。
2.ビジネスシーンでも、学術的な分野での場面でも、政治的にも、もちろん映画のような娯楽ででも、アメリカ英語が力を持っている事を感じる場面を山ほど見てきたから。
(現実的には、やっぱりアメリカ英語をしゃべる人と他の英語の人が混在しての場面では、アメリカ英語の押しの強さが侮れないのです)
3.イギリス英語、オーストラリア英語、ニュージーランド英語、インド英語、ピジョン英語、アラビア語訛りの英語・・・と世界中にたくさんある各種の英語はあまりに違いすぎます。
混在した状態で習うと習得が格段に遅くなる。
特に生まれて初めて習得する英語はどれか一つに統一してあげないと子供に不要な苦労を与えてしまいます。
(ある保育園さんを所用で訪問した時に見たショックな場面。
毎日英語のレッスンをしていたというのに、英語で挨拶されてポカンとしている。丸一年レッスンを受けた後なのに。
日替わりでイギリス人、インド人、フィリピン人、アメリカ人、韓国人オーストラリア人というふうに、英語がバラバラだったせいです。
ジェムの子供達が週に一回、3ヶ月でできる事ができなかったのでした。)
以上、三つの理由から、
日本人が習う為の英会話スクールとしては、どれか一つの英語を選ぶなら、アメリカ英語以外にはあり得ないのです。
いろんな英語を聞くといいよ、というのは、あくまでも一つを確立した後の話です。
コメントありがとうございます。
なぜ北米の先生か?=なぜアメリカ英語なのか?
その理由は大きく分けて3つあります。
1.日本人にとっては、 アメリカ英語は「読めても聴き取れない率」が他の地域の英語より高い事。
イギリス英語がわかってもアメリカ英語はまずわからない。でもその逆は比較的ラク。
それならアメリカ英語を習得する方が断然おトク。
2.ビジネスシーンでも、学術的な分野での場面でも、政治的にも、もちろん映画のような娯楽ででも、アメリカ英語が力を持っている事を感じる場面を山ほど見てきたから。
(現実的には、やっぱりアメリカ英語をしゃべる人と他の英語の人が混在しての場面では、アメリカ英語の押しの強さが侮れないのです)
3.イギリス英語、オーストラリア英語、ニュージーランド英語、インド英語、ピジョン英語、アラビア語訛りの英語・・・と世界中にたくさんある各種の英語はあまりに違いすぎます。
混在した状態で習うと習得が格段に遅くなる。
特に生まれて初めて習得する英語はどれか一つに統一してあげないと子供に不要な苦労を与えてしまいます。
(ある保育園さんを所用で訪問した時に見たショックな場面。
毎日英語のレッスンをしていたというのに、英語で挨拶されてポカンとしている。丸一年レッスンを受けた後なのに。
日替わりでイギリス人、インド人、フィリピン人、アメリカ人、韓国人オーストラリア人というふうに、英語がバラバラだったせいです。
ジェムの子供達が週に一回、3ヶ月でできる事ができなかったのでした。)
以上、三つの理由から、
日本人が習う為の英会話スクールとしては、どれか一つの英語を選ぶなら、アメリカ英語以外にはあり得ないのです。
いろんな英語を聞くといいよ、というのは、あくまでも一つを確立した後の話です。
Posted by みーせん at 2009年02月07日 13:02