2019年08月07日
ジェムっ子、学校での武勇伝 その1

昨日の続きの、
ジェムっ子歴10年に近い中学生と高校生の兄弟クン達のエピソード。
週に一回、ジェムのレッスンに通っただけの、
ごく普通の子供達。
英語幼稚園などに通わせて、
日本語を犠牲にしてまで英語をモノにしたという子供達ではありません。
どちらとも、学校では発音の良さにまわりから感嘆の「ほ〜ぉ!」という声が上がる事には慣れっこのようですが、
実は何よりもすばらしいのは、
英語を英語脳で理解してほぼ母国語のように使っているので、
英語の読み書きが中心の学校の授業の時にでも、
そういう母国語的に英語脳が動いて理解している様子がありありと見える事です。
ある時、英語のテストでたったひとつ、バツがついた答があったそうな。
でも、先生はその英単語の意味をたった一面からしか理解していないから、
その目線でバツをつけたけれど、
もっと他の意味もあるし、この場合はそちらの方の意味で使っていると考えるべきではないか、
と、文章そのものの解釈を先生相手に論じて、
納得させた上、バツの撤回にも成功した、なんてエピソードもあったり。
高校で出て来る英文は、
学習用に作られた文章ではなく、
小説の一部だったり、論説文の引用だったり、
という具合に、本当に存在する文学作品や実際の記事などの発表された文章である事がグッと多くなります。
だから、こうして、ネイティブスピーカーと同じ目線を持って英文を英語のままで理解して読んでいるジェムっ子は、
その文章の解釈や、作者の意図を勘違いしたりする可能性がとっても少ないのです。
それに対して、英語を日本語に訳して理解している限りは、
辞書に記載されている訳語の中の第一義ではない後ろの方にあるような意味をピンと一番に頭に浮かべて理解する事はなかなかできません。
言語は生きていますから、
理屈だけで力にまかせてやっつけた意味では、行間が読めないという事です。
ジェムスクールでは、
英語を英語で教える、という事を貫いています。
単語ひとつなどだけの意味を覚え込ませる英語教育の方がはるかにラクなのに、
なぜこんなに手間を掛けるのか。
その答はここにあります。
英語を日本語に訳して教えたのではこの結果は出せません。
英語を母国語としている人が教える事だけでも、この結果は出せません。
そこには、細やかな配慮で作り上げられたジェムメソッドが介在してこそ。
そしてその実りは、すべてのジェム生さんが享受できる喜びの実りなのです。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
|
|
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。