2019年09月01日
大昔に衝撃を受けたサウスウエスト航空の話
1981年に産声をあげたジェムスクールは、
生まれた時からずっと、
勉強しなさいって言わない、ちょっと変わった塾でした。
ひとつひとつの勉強内容を理解させる事よりも、
本人が心の底から勉強したい〜！と思う事が、
何よりも人生の糧になると知っていたからです。
学ぶ喜びをいかにして経験させてあげるか、
もっと知りたい！
もっと難しい問題も解けるようになりたい！
という気持ちを育てる事に
大きな労力と気配りをし続けてきました。
そして、
勉強してる時が楽しい！
勉強する事が好き！
勉強してる時がしあわせ！
と思う子供達を育てるには、
何よりも、
私達自身が指導していて幸せである事が必要だ
と信じてきました。
でも、その頃といえば、今から４０年近く前の事。
その頃の日本には、
近年の働き方改革のような考え方はまったくありません。
だから、私のような考え方はとっても変わっていました。
そんな時にたまたま読んだ本が、
サウスウエスト航空の事を書いた本でした。
もう昔の事で、本の題名も思い出せませんが、
何よりも衝撃で、でもとってもうれしくって自信を持ったのが、
そのサウスウエスト航空の社長の考え方でした。
社員にしあわせに働いてもらいたい、
社員第一主義、だったのです。
顧客第一主義、ではありません。
お客様に喜んで頂ける、質の高い仕事ができるのは、
しあわせに働いている社員だから、と言い切っていたのです。
日本では「お客様は神様」の時代です。
その時代の日本の職場を率いていた私は、
自分の考えには自信を持っていたけれど、
同時に、
そんな考え方は変、ダメだとか、
そんな事では甘い、と言われる事もあったりして、
ちょっと傷ついたりもしていました。
そんな時に出会った本が、それだったのです。
私とおんなじ事を考えてる人がおるやん！
どれだけうれしい大きな衝撃だった事か！
そして、その中に出てくる社員のエピソードは、
本当にイキイキしていて、
搭乗した乗客をサプライズで楽しませたり、
心地よいフライトをいかにスムーズに進めるかの工夫を、
自ら進んでアイディアを出し合って改善したりして、
社長が好きだから会社が好き、
と言い切ってる笑顔がまぶしいほどなのでした。
その本に出会ったお蔭で頂いた大きな自信が
今につながっている、
と、今でもあの高揚感を思い出します。
ジェムスクールは、常に持続的成長をしています。
まだまだ産休・育休に入りたいスタッフもいるでしょう。
人生の岐路に立つ事もあるかもしれませんし、
介護にもっと時間を使いたい時が誰にいつ来るかわかりません。
そんな時に、遠慮なく自分の時間を大切に過ごせるように、
増員をしたい、と常々思っています。
英会話を習いたい方だけではなくて、
ジェムスクールで働いてみたいと思って下さる方、
いつでもお待ちしています。
