2020年09月13日
たくさんの外国人と英語でしゃべるチャンスがなぜ重要か?
日本人の英会話力には、
英語そのものの力と同時に、同じくらい重要な要素があります。
それは、外国人と接するのに慣れる事。
これって田舎の子だけかと思ったら、全然そうではないなぁ、と実感する日々です。
というのは、大都市から引っ越してくる子供達も同じ症状があるからです。
どんな症状かっていうと、まさしく今日のテーマの「外国人と接する事に慣れている、という力」がない事。
ジェムスクールには、結構な頻度で大都市から引っ越して来る子供達が入会して来ます。
その中には英語を習っていた子でも日本人の先生だけが指導する教室に通っていた子供達も多くいますし、
そもそも初めて習う子供達もいるわけです。
その中で、外国人の先生に習ってたのではない子供達が、ジェムに来てアメリカ人の先生が近寄って挨拶したら緊張した、っていうなら、なるほど、ですよね。
でも、実は、かなりの割合で、外国人の先生に習ってたという子供達でも、ジェムでアメリカ人の先生の挨拶に緊張したり固まってしまったりする子があるのです。
なぜか?
それは、たとえいかにもの外国人の先生に習っていたとしても、
長い間同じ外国人顔と接していると、そのうち、その先生の外国人顔には慣れてしまって、
その先生に関しては慣れてしまうのですね。
でも、それは根本的な「外国人慣れ」ではありません。
だから、まったく別のタイプの外見の外国人の先生になると、もう緊張してしまうのです。
そして、こういうムダな緊張ができてしまうと、
頭の中にある英語の能力はフリーズしてしまうので、結果的に会話にならなくなってしまうのです。
だから、そういう事が起きないようにするには、
普段からいろんなタイプの外国人と交流する事に慣れておく事が重要なのです。
でも、だからといってそんな環境で我が子が育つようにって、そうカンタンではありませんよね?
(あ、この話、外国人の先生がひとりで教えてる教室でずっと習ってる子供達にもまったく同じ事ですよ〜)
(この項、つづく)