2020年09月14日
白鳥が優雅な姿の水面下で懸命に脚で水をかいているように、教育効果を高める為に人知れず手間を掛け続ける

外見が似通った人達の中で育つ日本人にとっては、
様々な外見の外国人と接する事に慣れているという事が
英会話力のひとつの要素としてとても重要です。
それを解決する唯一の方法は、
単純にたくさんの、そしていろんなタイプの外国人と出会う回数を多くする事。
その為に、ジェムスクールではとても手間のかかる独自の方法を取っています。
それは、曜日によって担当の先生が違う事。
普通は、ここの教室の担当の先生は◯◯先生、というふうに決まっていますね。
でも、ジェムでは、わざわざいろんな先生が各曜日のレッスンを担当するようにスケジュールを組むのです。
先生の住んでいる所から一番近い教室で教える日もあれば、
時には1時間近く掛かる場所の教室で教える日もあります。
こうする事で自然に、週に複数回レッスンを取っている場合にいろんな先生と出会う事になります。
兄弟で通っている場合も、お兄ちゃんのレッスンの送迎についてきた弟クンも自分の先生とは別のアメリカ人に会って、挨拶したりちょっとした雑談したり、遊んでもらったり、というチャンスが生まれます。
振替レッスンを受けに来た時にも、自分の先生とは別の先生のレッスンを受けるようになります。
こうして、自然にたくさんのアメリカ人に出会う仕組みを作ってあるのです。
でも、実はこれを維持するにはおそろしく手間が掛かります。
スケジュールを組む手間、
それをうっかり間違った場所に行ったりしないような仕組み、
どの先生がどこで教えても均一の統一して続いたレッスンが受けられるようにする工夫、
このすべてが、余分に手間として掛かってくるわけです。
そして、手間はコストなだけでなく、
実際に移動する事で交通費などのコストも余分に掛かります。
それでも、頑固にこの方式を維持し続けているのは、
その実りとしての高い教育効果が明らかにあるから。
そして・・・
(この項、つづく)
Posted by みーせん at 23:46│Comments(0)
│英語教育を語る