2021年09月12日
英会話を指導するジェムスクールがイベントをこんなに大切に考えている理由

ハロウィーンの季節が近づいてきましたね。
ハロウィーンのデコレーションや、楽しい雑貨が街に彩を添えています。
ジェムスクールの教室も、
例年のごとく、今からハロウィーン当日に向かって、
どんどん教室がハロウィーンカラーに染まり始めています。
大きな魔女やゴーストに出迎えられて恐る恐る教室ドアを通るジェムっ子達の姿もちょっとした風物詩

私が初めてこの楽しい子どものおまつりを経験したのは、
アメリカで小学校の教壇に立っていた時でした。
40年近くも前の事ですから、
ハロウィーンというヘンなおまつりの衝撃はそりゃぁ、大きかった!
知識としては知っていたんだけど、
いろんな意味で私が当時持っていた常識を痛快にひっくり返してくれました。
小学校では登校風景からしておもしろい!
ドラキュラや原始人などなど、思い思いのコスチューム姿の子供達が、ぞろぞろ投稿して来たと思えば、
教室では、白雪姫の先生が算数を教えてる!
そして、教室でのパーティーに、夜の本番、Trick or Treat のご近所めぐり。
こんな楽しい異文化体験を、アメリカ人の先生と、英語で楽しませてあげたら、
その楽しい思い出の中で先生の英語がわかった感動や、自分がしゃべった英語が通じた喜びは、きっと次のやる気につながるに違いない!
ジェムスクールのすべてのイベントの原点です。
イベントは、教室で習った英語を使う、いわば「ミニアメリカ」です。
教室では、いくら楽しく遊びの形を取っているとはいえ、
新しい表現や新しい単語を整理して習ったり、復習したりする場である事を超える事はそんなに頻繁には作ってあげられません。
イベントは、レッスンで整理された手順で頭に入れた事を自分の土台としながら、
頭の中の英語から自分が今必要な事を、必要な形にして伝える、といういわば実践の場。
ある意味、子ども達にとっての英語を習う理由にもなり得るのです。
今でこそ、英会話教室ではハロウィーンパーティーを開く所が多いですが、
ジェムが初めてハロウィーンパーティーを開いた時も、まだそれから何年もしばらくは、
ハロウィーン=英会話教室のイベント、という図式は全くありませんでした。
なんだかおもしろいコスチュームで遊んで楽しいから、なんていうのがきっかけでも良いのです。
きっかけがなんであれ、
結局それが楽しくて英語をもっと勉強したい!という気持ちが育てば、
そこで身に付いた英語力は財産になるのだから。