2021年10月17日
デジタルツールの強みを知り尽くしたジェムスクールがいまだにアナログも重要視する脳科学面からの理由

コロナ禍をきっかけに、今までデジタルツールの活用に積極的じゃなかった人達の層が、
あれ?そう難しくないかも?
案外悪くないじゃん?
と、気付き始めたり、抵抗感が減少して、ハードルが消え失せつつありますね。
同時に、英会話に限らず、オンラインで学べる物がたくさん登場し、
みなさん、その可能性に目覚めてきつつあるようです。
ジェムスクールでも、
Pたろ〜が学生だった頃には、いわゆるテレビ電話会議システムを使ってアメリカ事務所とやりとりをしていたので、
十数年前には既に仕事には欠かせないツールになっていました。
そんなわけで、システムそのものは使いこなして久しいですから、
去年の春、全国一斉に学校閉鎖になった時に、
教育を止めてはいけない、という使命感でオンライン専用のサイバー校を即座に開校したのでした。
ただ、オンラインレッスンとはいえ、
私達が目指し、実現したのは、単なるオンライン上のテレビ電話システムでレッスンを受けてもらう、というだけの「一般的なオンラインレッスン」とは一線を画す質の学び場でした。
根底にあるのは、デジタルツールにしてもアナログのものにしても、
偏らず、両方の長所を最大限に活かして習得率高く学べる場所を作る、という考え方です。
英語四技能の内、書く力を筆頭に、会話力意外の英語力をアップするには、
単語の習得や、文法力などの問題に取り組む事が重要ですね。
もちろん、そういうものにオンラインで取り組むこともあるんだけれど、
それでも、ジェムスクールでは、いわゆる「ワークブック」的な、本の形をした「問題集」を重要視しています。
ただし、一般的なみなさんが頭に浮かべる「ワークブック」とは似て非なるものです。
その内容の違い、今まで世の中になかった種類の物である事は、ここでは一旦置いといて、
今日はなぜ、この時代にいまだに一見古臭い紙の本なのか?について、です。
実は、何かの情報(勉強など)を整理して自分の頭の中に入れようとする時、
タブレットやスマホなどのデジタルツールでした時よりも、
手帳やノートなどの紙媒体を使う方が格段に脳に定着している率が高い事がわかっています。
言語処理や記憶処理に関連した時には特にこの傾向が顕著な事もわかっています。
その理由はここでは詳しくは書きませんが、
それもかなり詳しくわかっているので、
ジェムスクールが研究開発しているオリジナル教材には、
そこをしっかり押さえて、学習効率が高くなるような編集がしてあります。
デジタルツールの得意な事はデジタルを徹底活用し、
アナログの強みはそのまましっかりと残し、更なる高みへと磨き上げる。
単純にデジタルだけに走るのが最先端ではないのです。