2017年05月11日
小学校時代の子供達に本当に必要な教育の場を創る

ジェムスクールは、今は英会話部門が圧倒的に大きな割合を占めるスクールになっていますが、
創業は、学習塾としてのスタートでした。
でも、そもそも最初の一歩から、
学習塾とは言っても、通常みなさんが思い浮かべる学習塾とはかなり違っていました。
何が違っていたかというと、
「勉強しなさい」と言わないのに成績がぐんぐん上がる塾だったのです。
今、目の前の成績アップだけを追い求めるにとどまらず、
生涯,、大人になった時に勉強好きな人に育つ事を常に目標に置いていたので、
いつも、指導する側の責任として、子供達のやる気をいかに引き出すか、
いかに「勉強しなさいと言われないのに勉強したくなるか」を追求し続けてきた歴史でした。
学習塾の、いわゆる学校の科目の成績のお世話をする、という分野から、
あかちゃんから大人までを対象とした英会話の世界がどこまで広がっても、
根本的な考え方はぶれずにずっと走ってきたので、

「ついもっと勉強したくなる」だろう、

「あそこまでは勉強しておいてからでないと終わりたくない」
と思うようになるだろう、

「今まで興味を持ったことなかったこの分野っておもしろい❢」
と新たな興味の目が拓くだろう、
そんな事ばかりを追求してきたのです。
その実りは、本当に驚くほど大きくて、
「もっと勉強したい〜❢❢まだ寝ない〜❢❢」と泣く子供と、
早く寝なさいという親の会話のエピソードには事欠かないし、
ほとんどが英会話だけを習いに来ている私達の生徒さんなのに、
みなさんとても勉強好きで、
中学生になった頃には、英語だけでなく世界地理も自然と得意になってる。
近年、小学生さん達の塾への興味が高まっている実感と共に、
でも、小学生時代にいわゆる「勉強」漬けになってしまうような日常への違和感もあり、
他のいろんな世の中の流れと共に、
本当に小学生に必要な環境がない事に気付き、
他のどこの塾も持っていないこの私達のスキルで、何かできるはずではないか、とずっとずっと悶々としてきたのでした。
そう。
誤解を恐れずに言うと、
私はやっぱり小学生の頃からプリントばっかりで追い掛けられる「塾」に時間を追い掛けられる生活に違和感があるのです。
中高生時代になってしまったら時間的にむつかしくなってくるような、
知的好奇心をはぐくむ、キラキラした宝物のような時間を、
小学生時代にこそ過ごさせてあげたい。
それが、この夏のプランを組み立ててきた道中で、
私の中のたくさんの眠っていたピースがぴったりと合わさった瞬間が訪れたのです。
まだ具体的にはお伝えできませんが、
「ないものは、つくる」
というジェムスクールの歴史そのままの、
小学生にとっての理想郷です。
知的な環境で、
昔の空き地に子供達が集っていたような活気や異年齢の「縦あそび」の良さがあり、
さまざまな分野に目を拓かれるきっかけに囲まれていて、
生きる力、非認知スキル、という今からの時代を生きる子供達に必須の要素をグンと引き出し、伸ばしてあげられる環境。
勉強も実はやまほどするんだけれど、
単純作業のプリント学習ではなく、
もっと体験型の、生活型の、感動を伴う学びをたっぷりと楽しめる学び場。
フリースクールの要素にも近いけれど、
もっとジェム味にあふれたちっちゃいハカセ達が集う知的遊び場。
オタッキーな意味ではなく、知的好奇心をそそられるモノやコトに囲まれたリビング。
そんなイメージの場所です。
受験勉強さえ、走り回ってする勉強法を編み出したジェムスクールです。
良い事、知的な事、どんな事でも、良い意味でおもしろがる、という育ち方ができる場所。
この夏、ジェムスクールの観音寺校+豊浜校でデビューします。
心から自慢できるプログラムが生まれました。
ご期待下さいね。