2009年08月27日
幼児期の英語教育は日本語力も促進するという経験側の話 3

バイリンガルの人の脳ミソを調べた研究は、結構たくさんあります。




などなど、限りなくいろんな実験、調査、研究が行われています。
そんな中でやはり多いのは、臨界期に関する研究。
「臨界期」、要するに何か特定の事に関して、ここまでなら可能だけどそれ以降はなにがしかムリが出て来る、という限界の年齢に関しての研究です。
さて、ここで私が以前に「5才半〜6才くらいが耳の臨界期」だというお話をしたのを覚えてらっしゃるでしょうか?
「じゃあ、この年齢を過ぎちゃったウチの子はもう絶望的なの

正確に言うと、そうとは限りません。
この「臨界期」というのは、基本的に




できるようになる、という事についての限界の時期だからです。
逆に言うと、




できるようになる人もある、という意味です。
ただ、「できるようになる人もある」と表現した通り、必ず、どれだけ頑張ってもどうしても聞き取れない音があったり、どれだけ一生懸命練習してもどうしても正確に発音できない音がある、という人が出ます。
そして、それがあなたのお子さんかも知れない。
臨界期前なら、100人が100人、必ずできるというのに、です。
私達は、その事を経験からよく知っているからこそ、幼い子供達には「将来への貯蓄」として、発音という財産を持たせておいてあげて欲しいな、と心から願う訳です。
この「発音の貯金」はどれだけ長い事寝かしてあっても、「有効期限」などなく、必ず呼び起こす事ができます。
本当に素敵な財産ですね。
Posted by みーせん at 09:00│Comments(2)
│英語教育を語る
この記事へのコメント
寝かせていても呼び起こすことができるんですねぇ・・納得。。。
有効期限のない能力なら、やはり早く刺激してあげないと。。
ちょっと焦ってきました~。。
有効期限のない能力なら、やはり早く刺激してあげないと。。
ちょっと焦ってきました~。。
Posted by はやぼう☆
at 2009年08月31日 22:21

はやぼう☆さん、
まだまだ、そんなに焦る必要はありませんよ。意思表示の少ない乳児さんのうちに始めるのでない限りは、子供さん本人が興味を持った時を待つのが1番大切ですから。
発音と聞き取りだけは、一定量インプットできていれば無期限で呼び起こせます。必ず、ね。
私が自信をもってこんな事を言えるのも、専門知識と30年近くもたくさんの生徒さんを見てきた経験があるからこそです。
そんな実例や、ではそのためにはどの位のインプットが必要量なのかについてをまた本編でご紹介しますね(^-^ )
まだまだ、そんなに焦る必要はありませんよ。意思表示の少ない乳児さんのうちに始めるのでない限りは、子供さん本人が興味を持った時を待つのが1番大切ですから。
発音と聞き取りだけは、一定量インプットできていれば無期限で呼び起こせます。必ず、ね。
私が自信をもってこんな事を言えるのも、専門知識と30年近くもたくさんの生徒さんを見てきた経験があるからこそです。
そんな実例や、ではそのためにはどの位のインプットが必要量なのかについてをまた本編でご紹介しますね(^-^ )
Posted by みーせん
at 2009年08月31日 23:18
