2017年05月23日
爆笑の向こう側は泣き声(◎o◎)❢

ジェムスクールのスタッフのほとんどは、
香川・愛媛に東西に広がった地域に12校ある教室で、
それぞれが自分の教室業務を担当して勤務しています。
仕事上、オンラインでの業務も多いので、お互いに机を並べて働いているかのようなワークスタイルに近いとはいえ、
それでも、実際に顔を合わせての時間というのは中々たくさんは取れません。
今日はそんな貴重な、月に一度のスタッフミーティングの日。
ところが、しっかり者のFちゃんの姿が見えません。
子供の体調が良くないママスタッフも、
腰痛が始まった妊婦スタッフも、テレビ電話で自宅から出席してるんだけど、
いつも元気のかたまりのような彼女からは、連絡さえない。
ハテナと感じながらも、時間が来てスタッフミーティングが始まり、とうとう修了まで登場なしのまま。
普段のしっかり者らしからぬ様子に、
Pたろ〜が、午後の勤務もあるけど大丈夫かな?と案じ始めたので、電話をしてみました。
すると、すぐに通じた向こうの彼女は蚊の泣くような声で、
「すみません。すっかり忘れてました・・・」
と、恐縮してどこまで小さくなっちゃったのか見えないほどの様子。
それを聞いた私は、大爆笑。
こんなに大切なスタッフミーティングがすっかりアタマから跳んでたとは予想外だったから。
きっと「世の中の上司」的には、ここは「なにをやってるんだ、キミは〜❢❢」とかナンとか、怒鳴ったりする場面なんだろうな。
でもね、私は天井向いて「ぷぁ〜、はっはっはっ❢」と吹き出したのです。
だって、彼女の普段の一生懸命な仕事ぶりを知っているから。
こんな事になって、どれだけ彼女が反省してるか、電話の向こうでどれだけ恐縮してるか、見えるようだったから。
しようと思ってしてしまった失敗じゃないのを充分に知っているから。
生徒さんへのご迷惑は、幸い発生していないから。
でも、まだ入社してやっと半年になるかならないかの彼女は、
この「やっちまった」状態に呆然。
話をしていく中で気付いたコトがありました。
というのは、大学までずっと一緒に住んでいたおばあちゃんが亡くなり、彼女は昨日までお葬式などでバタバタしていたというコト。
そして、忌引明けにあたる日だったのでした。
「大切な人をお見送りした直後やのに、しんどかったね。」
という私に、電話の向こうでは泣き声が。
それとこれとは別で、勤務日、しかも大切なスタッフ全員揃っての会議をすっぽかした事についての反省の言葉が聞こえてきます。
だから、私はそれを遮るようにして伝えたのです。
あなたの普段の仕事ぶりを知ってるから、まったく腹立っていない事、
私も含め、人間は失敗もするから、この失敗そのものはともかく、その後、どうしたか、が大切な事、
もう一回同じ事が起きたら、’きっとその時は笑わないよ、と。
そして・・・
(この項、つづく)
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