2017年02月02日
お腹の中で聞いてた英語 〜4〜

私達は、日々の目の前の実例として、
英語に反応を見せるあかちゃん達を見ているので、
いろんな学者が研究データを発表する前から
現実の現象として知っていた「事実」がたくさんありました。
そして、時代が進み、
今は、妊娠後期になると、
あかちゃんはお腹の中から外部の音をかなりクリアに聞き分けている、
特に、言語については、
その言葉を発している人の声のトーンまで
聞き分けている事がわかってきました。
生後1〜2ヶ月で英会話を始めるあかちゃん達の中に
いかにも英語を理解している様子のあかちゃん達がいるのは、
実は驚きでもなんでもなくって、自然な事だったのですね
そういう子供達の英語はほぼ例外なく、
発話が始まった時にその発音の自然さに、
こちらが聞き惚れてしまいます。
こういう姿を見ていると、
やぱり、私達が実例を見るという経験から知っていた
「出産をはさむ前後一年間が言語習得の最黄金期」
というのにも驚きませんね。
あかちゃんの英会話に関わっていると、よく質問されるのが
「あかちゃんなんて何もしゃべれんのに、それがたった週に一回英会話なんかして身に付かんのでは?」
という類の質問。
でも、長年実例をゾロゾロと見ている私は、実例のエピソードをお伝えしながら、
「もちろん、英語を、しかもとってもきれいな英語をしゃべるようになりますよ」と
自信をもって言えるのです。
こと言語に関して言うなら、
あかちゃん達は、決して大人より能力の低い存在ではありません。
決して、大人ほどの事ができない弱々しい存在ではありません。
大人が新しい言語をまったくのゼロから学ぶ時、
特になんの特別な練習も努力もなしに1年でなんでも理解できる存在になれるか?というと、
とても不可能ですよね。
でも、あかちゃん達は、とっても自然体で日々遊びながら、
今まで何も知らなかった言語を身につけるのです。
しかも、苦しい頑張りや反復練習、発音練習などなく、
遊びの中でどんどん吸収してしまいます。
この黄金期を逃してはもったいないと知ったおかあさん達が近年どんどん増えているのは、
子供達の将来にとって本当に良い事ですね。