2017年08月13日
異文化理解は自国の文化を再発見するコト

《アメリカ人の子供達が小学校に持っていくのは、ランチ位なもの。時々宿題持ってる子もいるかな。教科書?持って帰らない。筆箱?そもそも、ない

異文化エピソード♡
異文化理解の大切さ実感のエピソード
昨日、一昨日と、私自身の経験から、アメリカでの子供達のエピソードをご紹介してきました。
子供達にとって「日本」っていうのは、遠くて不思議な国だったのですね。
ニンジャ関連の他によく聞かれたのは、やはり食べ物のコト。
今は日本人の朝食もあれこれバラエティ豊かになってきているけれど、
本来の和の典型的なスタイルの朝食にはどよめきが出る程の驚き。
アメリカ人の典型的な朝食とは似ても似つかぬ、手の込んだ料理のように感じるようです。
お箸で食べるコトは誰でも知っているので、
そこで出てくるのは、
”Do you eat miso soup with chopsticks, too?!"
というギモン。
この時、アメリカ人の子供達の頭の中に浮かんでいる図は、
お椀をテーブルに置いたまま、お箸で水分であるミソスープを食べる姿。
そう、アメリカ人にとって、食器を持ち上げて食べるお作法はあり得ないから。
もちろんイタズラ心旺盛な私はチャンスを逃しません♬
だから、その質問に対するお答えは、満面の笑顔で、
”Why not?"
そもそも、アメリカ人の子供達は、日本人は誰でもお箸で魚を食べるってだけで
日本人は全員「ものすごい箸使いの達人」に違いない、と頭っから想像してるから、
こんなミエミエのジョークにも”Wow❢❢”と目を丸くする子が続出

実はこれには前フリがあって、
古い映画「空手キッズ」に登場する日本人の「ミヤギさん」っていう空手の達人の老人が
飛んでいる蚊だったかハエだったかを、箸で「パシッ」と捕まえてみせるシーンが有名だから、なのです。
もちろん、最後には必ず、
日本のテーブルマナーでは、お茶碗やお椀を手で持ち上げるのよ、と謎解きはしておきましたよ
