英会話スクール/英会話教室として、香川・愛媛で英会話指導、1981年創立以来40年近い歴史を誇るジェムスクールの主が、英語子育て中のお母さん方、必読の英語学習のコツなどをお伝えしていきますね。教室は、高松屋島校、高松レインボー校、高松太田校、高松一宮校、高松国分寺校、坂出校、宇多津校、丸亀校、観音寺校、豊浜校、四国中央校、新居浜校、西条校。英会話のジェムスクール、お近くにもあるかな?

2017年04月18日

英語の年金の掛け方は・・・



《昨日の東京から見学のお客様。今日はもっと大人数での見学のみなさん。こうして参考にしたいと思う対象として見て頂けている事に感謝です。》


あかちゃん達は、おかあさんのおなかの中にいる時にも外部の音を聞いています。



妊娠後期には、人の声とそれ以外の物音を聞き分ける事ができて、

さらに、おかあさんの声、

それ以外だけれど親しい人の声、

まったく知らない人の声、などなど、

たくさんの声を聞き分けている事がわかっています。



ヒトという生き物は社会的動物なので、

生まれるとすぐ、猛烈な勢いで言語を習得し始めるので、

そのための準備が始まっているのです。




器官としての「耳」は、生まれてしばらくの間だけは、

どんな言語の発音に出てくる音もききわけできる能力を持っています。

そして、月齢が進んで育つととともに、

不必要な音、つまり自分の身の回りには頻繁に出てこない音について、

この音は学習しない、必要がない、という判断をしてしまいます。



そうやって、不必要な音は「省エネ」して、脳への負荷を減らすのですね。


そして、そこで習得を省かれた音は、生涯聞き分ける事はできません。

ホンの少〜しの違いがわかるかどうか、の辺りで

一生懸命想像しながら、時にはわかったり、やっぱりわからなかったり、の世界が最大限の可能性、といったところです。



世界中の言語の、すべての音を網羅しておいて、

将来、何語を学びたくなっても大丈夫なようにしておくのは、

理論的には可能ですが、非現実的なので、

せめて世界の共通語である英語の音だけでもすべて苦労なく聞き取れるようにしておいてあげるのは、

生まれたてのあかちゃんにとって、人生の財産になる事です。



でも、あかちゃん時代にどういう環境で育つかについては、

本人に選択肢はありませんよね。

本人がいくら頑張っても自分でそういう環境をつかみ取れるものではないので、

そこが親の責任となるのです。

(この項、つづく)