2017年04月30日
英語の年金って、いったい何が受け取れるの?

《群馬県からいらしたお客様に頂いた、岡山(?)名産マスカット缶詰。なんと数千円するそうな❢


英語の年金、と私は名付けているのですが、
要するに、英会話力を決定する2大要素ついては、
一定の年令までにナマの英語での会話環境に充分に浸っていたかどうかで、
後々になってから大きく違いが出る、という事。
中高生や大人になってから、
今まで英会話とは縁のなかった人が英会話を身に付けようとした時、
幼い頃に英語の年金を掛けてあった人はものすごく有利で、
英語をしゃべれるようになるまでの時間も苦労も、
そうでない人達と比べるとドラマティックに楽ちんにペラペラになる、という事。
ブランク期間が長くても、まったく関係ありません。
年金を掛けた量と期間によって差はあるものの、
特に何もしていなかった人とは、必ず大きな違いがあります。
どういう違いかというと、
耳に関する分野の事なら、
他の人がリスニング問題で苦労する所も、そう大きな苦労なしにきちんと音の違いが聞こえたり、
自分が発音の練習をする時にも、正しく言えているのか充分に言えてないのか、自分で判断ができ、より正しい発音に近づくための練習時間が少なくてすみます。
つまり、聴き取りや発音に、果てしない苦労のある一般の人達のような事がないのです。
英語脳に関する分野の事では、
いちいち翻訳せずになんとなく聞き流しても、わからなくて不快と感じる事が一般の人より少なく、
英語脳の形成までの時間が格段に少ないのです。
なぜかというと、実はそれ、英語脳の「形成」ではなく、
既に形成され、存在していた英語脳のサビをのけてあげるだけの作業だから。
ところが、こういう事を言うと必ずこんな事を言う人がありますね。
「親戚の子が小さい頃に英会話習ってたけど、
大きくなったら全部忘れてて、英語なんか全然しゃべれん」
明日は、そのあたりのナゾを解いてみましょう。
(この項、続く)
下記は、英語の年金のお話の前半。
読んでみるとよりわかり易くこの後が読めます






