2016年11月30日
思春期までは英語を遊びと思うべき8の理由 〜その5〜

《ジェムのマスコット達、ジェムキッズ。大きな耳のキクちゃんは、先生の発音をよ〜く聞くのが得意。》
ここまで読んで下さっている中で、
英会話を身に付ける為の「旬」は


というこの2つの力の吸収率の高い幼少期らしいというのが見えてきましたね。
そして同時に、もっと重要なのは、
まだ全然「旬」が来ていないのに、


という2つの力を無理強いしてはいけない、という事。
では、これを元に具体的な理由を見ていきましょう。
2016年11月29日
思春期までは英語を遊びと思うべき8の理由 〜その4〜

《ジェムのマスコット達、ジェムキッズ。この子はユウちゃん。大きなお口で元気に先生の英語をマネするのが得意な子です。》
語学の習得には「旬」の時期があるんでしたね。
だから、旬を逃さないようする事によって、何の苦労もなく習得できる、
でも、ムリに旬を捻じ曲げて、早過ぎたり遅過ぎたりすると、学習効率が悪い上に負の副作用さえ出てしまう。
そういえば、旬を逃して遅すぎたために壮大な失敗になってしまった実例がありますね。
昔の英語教育は言語の「聞く力」と「しゃべる力」も、12才になってからやっと始めてたのです。
本当は、0才からしておくべき、しかもこの能力を飛躍的に伸ばす為の「旬」は6才でほぼ終わるというのに。
うれしい事に、やっと今は少しずつ低年齢で学習開始をする傾向にはなりましたが。。。
だから、英会話に苦労する大人がたくさんいるんですね。
2016年11月28日
思春期までは英語を遊びと思うべき8の理由 〜その3〜

《ジェムのマスコット達、ジェムキッズ。その3人の紅一点、ミルちゃん。目を大きく開いて、先生の発音の口や表情をしっかり見るのが得意。》
英語と英会話は、同じではない←重要点でしたね
そして、言語の四技能は母国語だと、




というふうに、それぞれ習得時期が違っていましたね。
それは、「ヒトという生き物」として、
それぞれの能力に「習得の旬」のような時期があるからなのです。
そして、そのそれぞれの「旬」の時期にそれぞれの技能を習得するチャンスや環境が整うと、
何の苦労もなく、その技能を身に付ける事ができるのです。
これが、だれでも母国語を苦労なく習得する仕組みなのです。
でも逆に、「旬」を逃してしまうと、同じ事を習得するためには比べ物にならない程の苦労や労力をともないます。
また「旬」まで待たずにむやみに先取りさせようとしてしまうと、実りの少ない上に、ほぼ例外なくキライになります。
これが、平均的な日本人の大人が英会話に苦労している理由なのです。
そういえば・・・
2016年11月27日
思春期までは英語を遊びと思うべき8の理由 〜その2〜

《先日のセミナーでジェムをご紹介下さった資料のページ。ジェムのホームページに数多ある写真からいくつかを選ぶとこういうセレクションになるんか〜ぁ、と興味津々。香川県が開いたセミナーなので、全国規模の受賞(船井総研さん、日本経営士会さん等)よりも「香川県子育て応援団大賞」の方が扱いが大きい》
真に子供のためを考えた英語教育を行うには、
せめて思春期の入口に差し掛かるまでは、
英語を身に付ける事=楽しい遊びの一種
だと感じてもらう事が重要です。
私達がそう考える、その理由を理解するには、
まず、しっかりと区別しておくべき重要な事があります。
それは、
英会話 と 英語 は同じではない
という事。
母国語の習得過程を考えるとわかりやすいので、
みなさん、あかちゃんや子供達が日本語を身に付けていく過程を想像してみて下さい。
そうすると、俗に言う「語学の4技能」の特徴がクリアにわかります。


(赤ちゃんは聞いてわかってるけどまだしゃべれない時期がありますね)


(カタコトでおしゃべりでき始めの頃、まだまだ読むのは先ですね)


(文字を認識し、その音を頭の中で再生して理解する必要があります)


(書くというのは頭の中でしゃべっている事を文字にする作業です)
こうやって整理してみると、
言語の能力は、
聞く力 > しゃべる力・読む力 > 書く力
というのが自然な姿なのがわかりますね。
習得の順序も、
聞く力は、一番最初に「身に付く=使えるレベル」になります。
0才の時どころか生まれる前、お母さんのお腹の中にいる後半にはもう会話を聞いていると言われていますね。
しゃべる力は、その次、1才前後からモノになり始めます。
読む力は、文字への興味を持ち始める時期には差があるものの、主には幼児期にたどたどしく読み始める頃がやってきます。
ところが、書く力に至っては、本当の意味で「書く」事がモノになるのは、平均的には小学校できちんとした「勉強としての国語教育」を受け始めてから、まだ更に何ヶ月も経ってからになります。
そこで重要なのあ、生き物としての「ヒト」の仕組み。
驚きの仕組みを、明日はお話しますね。
2016年11月26日
思春期までは英語を遊びと思うべき8の理由

長い長い時間がかかりましたけれど、
ようやく、政府も
日本の英語教育はこのままではいけない❢
と真剣に行動を開始したと思ってから、
ふと気付くと、もう既に数年。
国全体の仕組みを変えるというのは、かくも難しいのですね。
ところが、国民の側、特に子育て中のお父さん、お母さん達にとってみれば、
政府の英語教育改革には敏感に反応しないワケにはいきません。
だから、その掛け声の反動だけは、すでにあちこちに波紋が広がって久しいワケで・・・。
そんな中、一部の心ない英語教育業者達が
英検などの、レベルテストの類を自社の宣伝に利用し始めてしまって、
その悪影響があちこちに広がってしまった、という現状があります。
幼児や小学校低学年の子供達に、英検受験をあおって、
わが教室には、たった*才で英検△級に合格した子供がいます❢
などという宣伝文句で子供達や保護者さんを追い詰めてしまう結果になっている例が数え切れないほど発生しています。
それでも、やっぱりたくさんの保護者さんの中には
幼稚園児に英検受けさせるって、異常じゃない?
と、親の本能で違和感を感じて、その世界に足を踏み入れずに、救われた子供達も多くあるのが救いです。
そんな「英検狂想曲」とでも言うような現象は絶対子供に良いはずない、とはわかっているけれど、
身近で「英検◯級合格〜」なんて聞こえてくると、
マジメに子育てをしてる心の中にさざ波が立たないといえばウソになる・・・
そんな変な状況になってしまった小学校英語も丸ごとひっくるめて、
これからしばらく、ゆっくりと長い英語子育ての中で避けては通れないギモン、
「英語学習は、遊びであるべきか、or 勉強であるべきか?」
に、英会話教育・英語教育のプロから、クリアでシンプルな答え、
「基本的には、思春期までは遊びであるべき」
の解説を、専門知識とさまざまな研究から示される事実と共にお伝えしていきましょうね。
2016年11月25日
働く女性 活躍推進セミナー

今日は、企業の人事や総務担当のみなさんや、経営者のみなさんに、
ジェムスクールの働き方、職場としてのジェムをご紹介してきました。
私達の職場では自然体でしている事が、
実はどこの会社ででも当たり前の事ではないらしい、と気付いてから、
もうずいぶんになりましたが、
まだ慣れない頃には、ジェムの働き方の事についてお返事するたび毎にみなさんがもれなく驚く事に、私達が驚いていたっけ。
今日も、セミナーが終わると同時に何人かの方々がお名刺交換に来てくださって、
口々にありがたいお褒めの言葉を下さる事に恐縮してしまいました。
中には、
「驚きの連続、目からウロコの話ばかりでした」
「すばらしくて感動しました」
「早速、社に帰って提案してみたい事がたくさんありました」
等とおっしゃって下さる方もあり、
私達は、逆にそういう言葉を頂く事で成長させて頂いてるんだなぁ、と感謝で胸がいっぱいになりました。
実の所、本当に私達のしている事は小さな事ばかり。
大企業のような資本力もないし、
田舎の小さな会社にでもできる、小さな工夫の積み重ねだけなのです。
それもすべて、ジェムスクールという存在を一緒に作り上げている仲間が心から信頼できる人達だから、できる事。
最後の質問、「働きやすい職場作りで大切な事は?」への私の答えは、
「一度この人と一緒に働くと決めたら、何があっても全面的に信頼すること」。
すべてはそこから。
若造の青臭い理想論ではありません。
現実に存在する会社、
田舎の小さな会社の、素顔です。
発想を柔らかくすることで、実現できている実在の会社です。
2016年11月24日
衝撃のWelcomeとあったかい歓迎♡

ジェムのスタッフに新顔がデビュー♡
研修初日には、大勢のアメリカ人講師達全員と一気に英語で自己紹介、
研修三日目には、ジェムスクール全教室、全日程の中でもトップクラス大忙しの日を経験、
その翌研修日はジェムサミットで、丸一日どっぷりと全社をあげての幅広いワークショップと共に、
異文化感満載のランチパーティー、
という風に、めまぐるしい日々がスタートしている中、
クラウド上では、スタッフ間でのあったかい歓迎メールが飛び交ってる。
なによりうれしいのは、
今は産休から育休に入ってるSummerちゃんや、
ジェムのキャリアアップ休職制度を使って今月からオーストラリアのでんちゃん、
そして、先日突然入院になった休職中の仲間まで、
思い思いの場所、時間を使って歓迎メッセージを届けてくれているコト。
長い長い面接の日々を過ごして、
やっと待ちに待った人に出会えた喜びで、
みんなも喜んでるのが伝わってきます。
この期間中も、すばらしい方々にたくさんご応募頂いたのに、
ほんの少しずつの事でご縁を作れなかったみなさん、ごめんなさい。
中には、お断りした後にさえ、丁寧なお手紙を下さった方々もありました。
有能なだけではなく、人としても尊敬できる、素敵なみなさんだったなぁ、
と思い出すだけでも感謝と申し訳なさでいっぱいです。
お仕事仲間としてのご縁は作れませんでしたが、
いつかまたお会いしたいと思う方々ばかりでした。
ただ、新しい仲間が決まったよ、と言いながら、
常に少しずつの増員はしておきたいとも思っていますから、
ジェムスクールという職場で活躍してみたいとご興味をお持ちの方は、
ご連絡を下さいね。
お待ちしています

2016年11月23日
英会話を習う理由 〜高校生の作文から〜 8

《いつもはとってもかわいいお人形のようなKatie先生なのに、今日はこんな顔。大量のじゃがいもと悪戦苦闘した結果、こんな指に〜

さて、高校生クン、ホームステイ中の経験から、なにか大きく気づいたことがあったようでしたね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そんなことを考えていると、ふと僕は大きな事に気がついた。
英会話を学ぶ目的のひとつは、平和なのかもしれない。
英語ひとつ話せることによって、
世界のいろんな国の人々と仲良くなれる。
そして、友達の顔が浮かんだ時、
僕はその友達のいる国にミサイルをとばせるだろうか。
戦争でさえ、
ささいな通訳ミスから始まったことがあったという話を読んだこともある。
その頃に、その国の元首が、
相手の国に行ってホームステイをした体験があればどうだったろう、
と考える。
夏の短い体験が僕の視野を大きく広げてくれた。
まだまだ気づくことがたくさん出てくるかもしれないと思うと、
僕自身の可能性もどんどん楽しみになってきた。
さぁ、
ザック達にまたメールでも送ろう。
(完)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
小さい子供達は、英語でしゃべって遊んだら楽しかったから、
中学生頃は、将来役に立つだろうから、
年令と共に、子供達が英会話学習を続ける理由は変化していきます。
そして、高校生頃になってくると、
彼のように、自分なりの答えを持ち始める子供達が現れ始めます。
理由はさまざまですが、
多くは「世界」の存在を意識しているようです。
微笑ましく青臭い理由も多いし、
そのまま世界へ出ていく子が多いわけでもありませんが、
単に英語がしゃべれる、という段階ではなく、
しっかりと英語で議論ができたり、人生を語り合ったりできるレベルの英会話力を持っているが故の発想が垣間見えますね。
2016年11月22日
ジェムサミット


高校生クンの作文が途中ですが、
今日はジェムにとって特別な日だったので、
ちょびっとご報告(^^)
というのは、今日は社内で
「ジェムサミット」
と名付けた、全社あげての大型研修日だったのです。
私達、ジェムスクールは、
常にその時代時代での、ベストな指導法を実施、追求し続けています。
同時に、いつの時代が来ても大切な事は、きちんとぶれずに守り続ける。
その上で、時代の最先端のツールも研究し、価値あるものは恐れずに取り入れていく。
そんな私達は、常に、今が最高、
そして、常に今後を今より更なる高みを目指して行く為に、
この研修日を「ジェムサミット」と名付けたのです。
今日も、みんなの学びに感心し、
スタッフも講師達も、みんながどれだけ生徒さんを愛してるかに胸を熱くし、
保護者の皆さんの英語子育てをいかに応援しているかに感動した日になりました。
その後は、GFGと私達が呼ぶ、ジェムスクールメンバーの遊びの会で、道後温泉へ(^^)
家族参加もOKなので、3才から85才まで、国籍も、年代も、性別も、まぜまぜのおもしろい組み合わせの大宴会になりました〜
(*´-`)
2016年11月21日
英会話を習う理由 〜高校生の作文から〜 7

《今日は小学校の一角で運営されている学童さんでのボランティア。みんな素直でかわいい❢》
ホームステイ先のママの話を聞いて腕まくりした高校生クン達、
ヒソカな作戦が大成功した場面を見て、ふと思いを巡らせます。
彼の視野が広がっていくのですが・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
一度話し始めると、もうザックはせきを切ったようにどんどん話し始めた。
ママがとうとう
「ザック❢
グレイト❢」
とさけんで飛び出してきてザックに抱きつく。
ザックは驚いているけれど、
ちょっと誇らしそうな笑顔だ。
僕の頭の中に自分の母親の顔がチラッと浮かんだ。
考えてみれば、僕も自分の英語を母に聞かせたことはないな。
ちょっと反省した。
いつかこんな風に喜ばせてやらなければ。
それをきっかけに、僕たちとザック達はどんどん仲良くなった。
ホストファミリーにさよならを言う時には、
目が熱くなってあわてたほどだ。
僕にはとてもとても大切な人になっていた。
日本での日常生活に戻って今、僕は思う。
遠い地球上に、こんなに大切に思える人達がいる。
ふしぎで、
同時になんて幸せなんだろう。
僕の家には逆に、
世界中のいろいろな国からホームステイに来た人達がいた。
ほんの数日間の人達もいたし、
長く一緒に済んだ人達もいる。
僕がその人達にどれだけのことをしてあげられたか、とても不安だけれど、
みんな喜んで帰ったし、
今でもコンピュータでメールのやりとりをしている人も多い。
そんなことを考えていると、
ふと僕は大きな事に気づいた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(この項、つづく)
2016年11月20日
英会話を習う理由 〜高校生の作文から〜 6

《毎月図書館でもえいごおはなし会のボランティアをしています。12月は20日(火)午前11時からですよ〜

ホストマザーの願いを叶えるべく、作戦に取り掛かった高校生クン達、
作戦が進むにつれ、
だんだん感動と共にある大きな事に気づき始めるのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
でも、思った通り、ザックは
"My Japanese is kind of weird."
(僕の日本語はちょっとヘンだから。)
と言って断った。
そこで僕もすぐに、
"My English is weird, too!
But you don't laugh at me!
Come on!!"
(僕の英語もヘンだけど、君たちはバカにして笑ったりしないだろう。
さぁ、言ってみて。)
と言ってみた。
そしたらやっと、ザックが日本語を話し始めたのだ。
それはそれはうれしい瞬間だった。
僕たちの側からは、ザックもママも視野に入る。
照れやのザックが、顔をまっ赤にして、
勇気を出して日本語を選びながら、
ちょっと不器用に話し始めている。
その後に身を乗り出すようにして息をのんで見守っているママがいる。
僕たちも、いつも逆に僕たちがしてもらっているように、
ニコニコと笑顔でうなずきながら、
たどたどしい日本語を気長に待っている。
そのシーンは僕たちにとってはなかなか感動的なものだった。
僕たちは子供の側だけれど、
どれだけママが喜んでいるか、
母としての気持ちは想像できるような気がした。
何だか小さな幸せの風を
僕たちが吹かせることができたような気がした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(この項、つづく)
2016年11月19日
英会話を習う理由 〜高校生の作文から〜 5

《地域の図書館で開催された「読書フェスティバル」で英語の絵本を楽しんでもらう。こういうご依頼にはすべてボランティアで地域にご恩返し。》
ホームステイ先のホストマザーの話を聞いて腕まくりした高校生クン、
良い作戦がヒラメイたようです

さて、親友とふたり、彼らはいったいどんな行動を取ったのかというと・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ホームステイ初日にママからザックのそんな話をきいた僕たちは、
さっそくザックをハメてしまうことを思いついた。
僕たちが何だかわからず困っているふりをして、
ザックに日本語で助けて、と頼む計画だ。
そこで、家の人達と買い物に言った時、
僕たちは何だか訳のわからないシャンプーやコロン、そんなものを手に入れた。
日本のと違った、いちごの香りのリンスなんかがあって、
けっこうおもしろい。
僕はちょっとハマった。
さて、買い物を終えて家に帰ると、
僕たちはさり気なくザックの近くでそのパッケージを読み始めた。
僕たちにもわかる文はまあまああったけど、
本当に何かわからないものがあって悩んでいると、
ザックが声をかけてくれた。
ザックの説明をきいている時に、すかさず、
日本語で説明してほしいと頼み込んだ。
うまいことにキッチンに続く入口にママが顔をのぞかせたことをザックは気づいていない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(この項、つづく)
2016年11月18日
英会話を習う理由 〜高校生の作文から〜 4

《今年のカレンダー写真の中の、私のお気に入りのひとつ。英語で遊ぶ、壮大なごっこ遊びに、先生達も子供達もこんなに真剣。かわいいな〜

ホームステイ先で、お世話になる恩返しをと考えた高校1年生クンの胸の内。
さて、どうなったのでしょう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回のホームステイは、
僕と、もうひとり、大親友とのふたりで、
このオズボーン家にステイしている。
約一週間のステイでどんな体験ができるかワクワクしていた。
それと同時に、僕たちを気持ちよく受け入れてくれたホストファミリーに、
ステイ中、何か心のこもった事をお返しできたらなぁ、と考えていた。
もちろん、おみやげもいろいろ選んで持ってきたけれど、
そういうのではなく、
たとえば何か作ってあげるとか、
家の手伝いをするとか、
何かはわからないけど、
僕たちにできることを何かしたい、と強く思っていた。
それが、予想もしていなかったこんな形でお役に立てるとは驚いた。
それと同時に、それはそれはうれしかった。
だって、僕たちにしかできないことだったから。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(この項、つづく)
2016年11月17日
英会話を習う理由 〜高校生の作文から〜 3

《アメリカ人の先生に日本語の絵本を見せて語り合う。お迎えを待つ時間も充実してますね。ジェムの先生達はレッスンとレッスンの間もこうして子供達に「習った英語を使うチャンス」を提供しています。》
ホームステイでの経験を綴った高校1年生クンの作文、続きます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
で、そんな訳で
ザックは実は日本語がペラペラのはずなのだけれど、
ママのデビーが頼めば頼むほど、
照れやのザックは断るので、
結局、家族は誰も、ザックの「日本語での普通の会話」というのを聞いたことがない。
"Tell me something in Japanese!"
(日本語で何かしゃべってよ。)
とママが頼むと、
こたえは決まって
"I don't know."
(わからないよ。)
でおしまいなの、
とママは僕たちに言った。
そんなこともあって、
僕たちがホームステイに来るのを
家族みんなで楽しみに待っていてくれたらしい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(この項、つづく)
2016年11月16日
英会話を習う理由 〜高校生の作文から〜 2

《今度は丸亀で、女性が活躍しやすい職場づくりのお話をしてきますね。》
さて、幼少期から英会話を習って身に付いたコミュニケーション力で、
充実したホームステイを楽しんだ高校生クンの作文の続きです。
みなさんのお子さんの数年後の姿かもしれませんね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
僕たちがホームステイしたアラスカのザックたちが通っていた小学校には、
1クラスだけ、一日中を日本語で過ごすという特別なプログラムのクラスがある。
希望者の中から抽選するだけのメンバーだけれども、
このプログラムを取ると、
学校のすべての教材が日本語で、
授業も日本語で進められ、
基本的には休み時間も日本語で過ごす、
というなかなか思い切ったプログラムだ。
もちろん、そうは言っても、
はじめのうちは休み時間まで日本語で遊んでしまうほどはうまくないらしいけど、
とにかく、すべての教科を外国語で教えられるプログラムなど日本では考えられない。
ザックはそんなプログラムで育った中学生なのだ。
日本ではそんなプログラムは僕は聞いたことがない。
初めて聞いた時、
僕は少しうらやましくなった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(この項、つづく)
2016年11月15日
英会話を習う理由 〜高校生の作文から〜

《サンタ



小さい子供達は、英会話を習っとくと将来役に立つからね〜、なんて考えません。
楽しいからもっと学びたい、が原動力。
そんなふうに、遊びから入って身に付いた英会話力で
ホームステイを存分に楽しんだ高校1年生クンの、
若い感性での結論にうならされてしまう作文を
少しずつ連載でご紹介していこうと思います。
ジェムっ子のママたち、
我が子の数年後の姿と想像しながらお楽しみ下さいね

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【ザックから教えてもらったこと】
「それは・・・」
ザックの重かった口がとうとう開いた。
ザックの後ろで、ママが身を乗り出すようにして待っている。
それは僕たちがホームステイして二日目の夜のことだった。
ザックはホストファミリーのにぎやかな六人の子供たちの中の四番目。
親切でとってもひょうきんな中学生だ。
ふだん母国語の英語で話す時には、
今の姿からは想像もできないくらい、おしゃべりで楽しいヤツだ。
だけど、日本語になるとぐっと口が重くなる。
実はザックは日本語が上手で、読み書きだけではなく、
会話も不自由がない・・・
はずなのだ。
でも、今日の、今この瞬間までは家族の誰も本当は見たことがなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(この項、つづく)
2016年11月14日
感動のびっくり箱

《ハロウィーン・パーティーのぬりえコンテストの作品から。欄外に描いてるイラストもかわいいですね

先日のコト。
大切なスタッフが、本人もびっくりの、突然の入院となりました。
さて、大至急、彼女の穴をうめなければなりません。
ウヒャ〜❢
大忙しになるぞ〜

と、思ったら、なんとそれを知った他のスタッフから、
あれよ、あれよと言う間に、ヘルプの手が上がりました。
クラウドを最大限に活用しているメリットで、
入院した彼女の勤務地からグッと離れた場所で勤務しているスタッフでも、
距離など案ずることなく業務のヘルプができるのです。
みんな、素晴らしいよ〜❢
入院は大変だけど、
それを知った時のみんなの敏速な動き、
そして、的確なヘルプの手を見て、
感動のびっくり箱を開けた幸せで、
ほっこりあったかい気持ちになりました。
そして同時に、改めてもう一度、
こういう働きかたの仕組みを作っておいた事を感慨深く感じます。
ひとり分の仕事を大勢で少しずつカバーすると、
カバーする人達の負担は誰かひとりに偏らないのです。
それにしても、みんな、
ホントにありがとう〜❢❢❢
2016年11月13日
たくさんのご応募に感謝❢

《ハロウィーン・パーティーのぬりえコンテストの作品から。同じ絵でもそれぞれ個性が出ていてかわいいですね

ジェムスクールでは、ほぼ一年中、
スタッフ応募者の方々の面接をしています。
たくさんの皆さんに愛して頂いているお陰で、毎年成長を続けているので、
人手が必要になってから増員するのではなく、
常に余裕を持っておきたいし、
「一緒に働く仲間になって頂きたい❢」
と私達の目がハートになるような方に出会うには時間が掛かるからです。
特に、ここしばらくは、本当に毎日毎日、
たくさんの応募者の方々にお会いしてきました。
二次面接に進んで頂いた方々でさえ、
お顔と名前、希望勤務地が記憶の中で一致しなくなるほど、
大勢の方々に私達と一緒に働く事に興味を持って頂いて、
本当に光栄だと感謝でいっぱいです。
本当にすてきな方々がたくさんいらして下さって、
それなのに、勤務地や勤務時間帯、その他のご希望と、私達の状況とがうまく合致しなかったり、
私達が大切にしている社内文化、他社とはかなり違う価値観などの面での相性を考えると、
やむなくご縁を作らない判断になった方々もありました。
私達のような地方の小さな会社でも、
若いスタッフが安心して、産休・育休を楽しんで欲しい。
妊活も、遠慮なく最優先させてあげたい。
ずっと抱いてきた夢のための長期休職もさせてあげたい。
子供の急な発熱にも、すぐ休ませてあげられる体制を整えておきたい。
そんな職場を作るには、
まだまだもう少し、スタッフ数を増やしておきたいと思っています。
ご希望のクラスに入れないのでお待ち頂いている方々の為にも、
クラスの増設が必要な教室がゾロゾロ。
ここでひと区切りですが、
まだあともうひと踏ん張り、面接漬けの日々をがんばります❢
2016年11月12日
スタッフの胸の内

《私の仕事効率アップ法のひとつは自分アゲアゲグッズ。小さなモノでも身に付けているとちょっと幸せ気分になって、集中力が高まります。そんなアゲアゲ小物作りには羽根が活躍。》
あかちゃんクラスの体験者ママへの対応を悔やんでいる新人スタッフに届いたアドバイス。
それを読んで、スタッフが心の声をほとばしる思いで書き綴ったのが・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回再度お電話するに当たって色々と考えました。
1回お電話でお話しをし、時間も少し経ってしまったので、
追っかけっぽくなってしまったら嫌だな、と。
ぐるぐると考えているうちに、
私自身、子どもの成長は本当に一瞬であるのを実感しており、
今ここでお子様が英語と出会い、
英語を通じてこれからの人生どう変わっていくか、という所まで想いを馳せた時に、
きちんと伝えるべきことは伝えなければと
自分の役割を再認識しました。
大げさかもしれませんが、
「英語で自分の人生が楽しく広がったように、
たくさんの子供達にも同じように可能性を広げるお手伝いをしたい」
そう思ってジェムスクールで働かせて頂いています。
その原点をしっかりと
思い出させていただきありがとうございました。
◯◯くんのお母さまは、
サバサバとした印象を受けましたが、
きっちりしていて自分をしっかり持っていらっしゃる方とも見受けられます。
20分前に体験にお越しになられた時、
確かに◯◯くんは動き回って(走り回って)レッスン前に少し疲れていた感じで、
途中で何度も帰ろうとしてドアをガタガタしていました。
2回目体験のお電話がありましたら10分前くらいで大丈夫です、とお伝えいたします。
アドバイスありがとうございました!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ジェムの日本人スタッフは、単に受付業務をする人ではなく、
英語子育てをするおかあさん方のご相談対応や、
英語学習に悩む方々を支えたり、
英語習得について、専門知識をベースにしたアドバイスを差し上げたり、
教育情報をお伝えしたり、
そんな細やかな事を、彼女のような熱い情熱で日々気配りしながら、
生徒さんに学ぶ楽しさを実感して頂ける環境を整えています。
アメリカ人講師達がスムーズにすばらしいレッスンをできるように、
縁の下で活躍してくれています。
そんな広範囲に亘る業務にやっと慣れてきたばかりのママさんスタッフの彼女の、
仕事に対する熱い思いに感動した私でした。
2016年11月11日
新人スタッフへのアドバイス

《ハロウィーン・パーティーでのぬりえコンテストの賞品が入賞者さんのお手元に届き始めたようですね。うれしいお声が聞こえてきます。》
体験レッスンにいらしたあかちゃんとおかあさんに対して、
お伝えしたい事が思うようにお伝えしきれなかったもどかしさで胸をいためる新人スタッフちゃん。
その彼女にアドバイスが届きます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
マジメなおかあさんなんやね。
一人目のお子さんという事もあって、、
こうしなければらなない、という意識にとらわれ過ぎてるからしんどいんやね。
勇気を出して電話してくれてありがとう。
これで、この後、おかあさんがまだそれでも行動しなければ、そっとしておいてあげましょうね。
もし、2回目の体験にいらっしゃるという連絡があった時には、
レッスンより早く着き過ぎるのは避けるようにも伝えてあげるとええと思います。
この前は、20分も前に到着したようですね。
こういう風にあまり早く到着し過ぎるんは、小さい子には良くないんよね。
レッスンが始まる前に、もう疲れ始めてしまうケースがあるから。
あかちゃん年代〜幼児年代が「疲れる」とどうなるかというと、
ハイパーになったり、
注意力散漫になったり、
ちょっとした事で泣いたり、
興奮したり、
という風になります。
大人の「疲れる」みたいにおとなしくはなりません。
子供が疲れておとなしくなるのは、疲れて眠ってしまう時。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そして、このアドバイスに返ってきた新人スタッフちゃんの熱い思いに、
私は胸を打たれたのです。
(この項、つづく)